赤ん坊を保護したでござるの巻・第二弾(※今度は大物)
2016/07/09
一ヶ月ほど前にヤモリの赤ちゃんを保護したのですが、ついに、今度は大物がやってきてしまいました。
母ちゃんと姉ちゃんが部屋でくつろいでいると、お外から、何やら鳴き叫ぶ声が聞こえてきます。
まじかよ……
はぁ…と思いながら玄関を開けると、そこには地域猫ぽんちゃんがしょんぼりした感じで待っていました。
ぽんちゃん「あうぅう(困惑)」
母ちゃん「あ?キミ何でそんなとこに座ってんの?」
ぽんちゃんは普段は庭先のベンチでくつろいでいます。
母ちゃん「? ところでさ、ねえ、
赤ん坊の鳴き声するよね??」
みううー!みううー!という声が、あたりに響き渡っています。
ぽんちゃん「あぅう(すみません)」
母ちゃん「ねえぽんちゃん、赤ん坊の声するよね?どこにいるか分かる?」
ぽんちゃん「あうぅ(私のせいじゃないんです)」
母ちゃん「?」
声のする方に向かって、庭先にぐるっと回ってみると、普段ぽんちゃんの座っている場所に、見慣れない姿が……
そこには、とても小さな生き物がぽつねんと座っていました。
えっと…
なにこれ…??
なんでぽんちゃんの席に知らない子が座っているの?
片手でゆうに掴めるサイズの…
小さい生き物は、母ちゃんの姿を見ると「みううー!」と叫んで、そのまま、開いていたベランダの戸から、家の中へと入ってしまいました。
ちょ!待てよ!!!
なにこいつ??ぬいぐるみ???
なんでこんなのが家の中に飛び込んでくるの???
確かに、全国各地で子猫が事件を起こす季節ではありますが…
この子は、捨て猫ではなく、恐らく迷子猫です。
全身にノミがついていて、手足の肉球は固く変形、爪の奥にもドロ汚れが入り込み、長らくお外で生活をしてきた痕跡がうかがえます。
何らかの原因で親とはぐれてしまった後に、偶然、散歩をしていたぽんちゃんについてきて我が家までたどり着いてしまったのでしょう。
ノミが家の猫どもについてしまうといけないので、とりあえず隔離し、次の日にホームドクターの動物病院へと連れていきました。
体重は約500グラムです。
どんだけちっちゃいんだよおい……
子猫の部屋のドアの向こうまで、4匹の猫どもが様子を見に来ます。
緑之進「うきゃああ(なんか生き物いるよね?!見せて!)」
玉之丞「めえぇええ(うぜええ)」
桜太夫「ぎゅるる(猫いるよね?猫いるよね?)」
兄貴「またかよ…」
兄貴にとっては4匹目の子猫です。また俺が面倒見るの?マジかよと言わんばかりにシカトの姿勢です。
どうしょう……
なにこいつ、どうしたらいいの??
どうしたらいいの???!!!!(困惑)